
今回はVMDになるにはどうすれば良いか?ってところについて、あなたにお伝えしようと思う。
最初にお伝えしておくが、VMDという職種はアパレル業界の中でも特殊な職業で、なろうと思っても必ずしもなれるものではないんだ。
というのも、VMDって職種はアパレル業界の中でも人気が高く「VMDになりたい」って考えてるライバルが非常に多いのが特徴なんだ。
アパレルVMDになるには?そのために必要なキャリアやアクションは?
VMDになるために、あなたが何もしていなければ、VMDに任命される可能性っていうのは限りなく0に近い。わかるだろ? VMDになりたい人はたくさんいるんだよ。
転職してVMDを目指すにしても、全くの未経験ではなかなか難しいんだろう。私が面接官ならVMD未経験は雇わないからね。
転職で目指すにしても、ある程度の経験は必要になるってことだね。では「ある程度の経験とは?」って話になってくるんだが、まずは「店舗VMD」を目指すことが最短のルートだと言える。
というか、このルートがVMDになるための正規ルートみたいなものだね。一度経験してしまえば、履歴書にだって書けるし武器になる。経験があれば、ブランドが変わってもVMDとして採用されやすくなるのは言うまでもないね。
そこで、あなたがが憧れのVMDになるために、日頃から行っておくと良いアクションについてまとめておこうと思う。簡潔にだが、日頃から意識して行動してほしいのはこれだ。
VMDになるためのポイント
- 店内美化を意識する
- 言葉は現実になる(発する)
- VMDと話す機会があればアピールする(質問する)
- 個性的になる
ん?そんなことでいいのかって?これから具体的に説明していくので焦りは禁物だ。

店内美化を意識する
簡単なようで、実はなかなかできていないんじゃないか?洋服のたたみ直しや、埃がたまらないように、こまめに掃除したりしているだろうか。部下に押し付けたりしていないかい?
何を隠そう、私もVMD経験が2年ほどあるんだが、ある日、人事の件で呼び出され、急に店舗VMDとして決まったんだ。のちに「なんで私がVMDに決まったんだ?」と上司に聞いてみたんだよ。
そうしたら「ジョニーは日頃から売り場環境に目を向けて、いつお客様が来店してもいいように綺麗に清潔に保つアクションを率先して行っていたから」と、言われたんだよ。
だから私は、日頃からVMDになりたかった訳でもないのに、運よく任命されたラッキーボーイな訳だが、理に叶っていると思わないかい?
VMDっていうのは「視覚」に訴えて商品を訴求することが任務だ。他にもブランドイメージなど理由は色々あるが、現場に求められているのは前者だ。
どんなに素敵なディスプレイを組めようが、売り場環境を乱雑に扱う人間が「視覚的に訴える」VMDができるって思うかい?できないだろ?
店内美化なんて毎日毎日飽きるほどやっているって思うかもしれないが、この当たり前のことを当たり前にこなすことがVMDへの第一歩なんだよ。
ここで一つアドバイスするなら戦略的で嫌かもしれないが、上司の目につくようにアクションしてみてくれ。それだけであなたを見る目が変わるはずだ。

VMDと話す機会があればアピールする
おそらくどんなブランドでも店舗VMDは存在しているはずだ。小さいセレクトショップなどであればいないかもしれないが、そもそも店舗VMDがいないブランドでVMDを目指すのは至難の技だ。その場合は店舗VMDがいるブランドへ転職しよう。
大体だが、みんなが知っているようなセレクトショップやファストファッション、ラグジュアリーブランドには店舗にもVMDはいる。
本社VMDだと普段、売り場を見ることができないからね。イベントなどの時に来るくらいだ。つまり普段は「店舗VMD」を任されている人間が店舗のVMDを行うんだよ。当たり前だけどね。
なので、店舗VMDには積極的にアピールしておいた方が良いね。日頃から話しているだけで「お、こいつVMDになりたいんだな」って認識してもらえるだけでなく、何か仕事があった場合、日頃からアピールしているあなたに仕事を頼むってもんさ。
現に私がVMDをしていた時も、日頃からVMDについて質問してくれる人に仕事を振っていたからね。

言葉は現実になる
なんども話しているが「言葉の力は強いよ。」これは間違いない。有名なマザーテレサの言葉を知っているかい?
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
----マザーテレサ
考えているだけではダメなんだよ。考えて言葉に出して行動していけば、それは運命になるんだよ。
話を戻そう。あなたが本気でVMDになりたいのであれば、職場の全員が知っているくらいに伝えていこう。何も言わずに「あわよくば」なんて考えていても、あなたに声がかかる可能性は0ではないが限りなく0に近い。
くどいようだが、しつこいくらいに声に出していこう。もちろん、口だけにならないよう、合わせて行動して行くことも大事だよ。

個性的になる
これは「おまけ」みたいなもんで、あまり深く考えなくていいんだが、私の知っているVMDの人は何故かみんなおしゃれで個性的なんだ。
VMDって本社指示にしたがってるだけって思われがちだが、本人の考え方も当然ながら大事なんだ。感性を非常に問われるんだよ。
その点私は、感性がなかったので2年とはいえVMDはとても難しく感じたよ。その分、死にもの狂いで勉強したけどね。構成が上手くはまって、狙っていた商品が飛ぶように売れ出した時なんかは嬉しすぎて脳汁ドバドバドーパミンだったよ。ははっ
そういった意味では、「普通のおしゃれ」から逸脱してみて、個性的なファッションをしてみると、新しい何かが閃くかもしれないな。

VMDの求人が豊富なエージェントを利用しよう
ある程度、VMD経験がある方はぜひ、ラグジュアリーブランドのVMDへチャレンジしてほしい。ディスプレイのルールは厳しいが、そのルールの中でいかにスパイスを入れるかっていうのがとても楽しいんだ。
ラグジュアリーブランドだと単価も桁が上がるからね。客単価やセット率をあげるのは接客テクニックだけではない。おすすめしやすい場所にイケてる商材がないといけないだろ?
これは本当にやってみないとわからないんだが、とにかく面白いんだ。自分の見せ方が店の売上げを左右するんだからね。やりがいMAXだしVMDって響がなんかかっこいいだろ?そういうことだ。
VMDは特殊な職種なので、やはり案件数自体は多くはない。その中でも比較的、求人が多いのは下記の2社だ。
クリーデンス
クリーデンスはラグジュアリーブランドの求人も圧倒的だが、アパレル業界全体で見ても求人数・非公開求人の数が圧倒的に多いんだ。
私が知っている中でアパレル業界で転職するなら、1番最初に利用をおすすめするエージェントだ。総合職でいうリクナビみたいなもんだよ。分かりやすいだろ?
大手で全国展開してるので、その分、求人数は多い。VMDの求人がここまで揃っているのはクリーデンスくらいじゃないか?
クリーデンスの詳細は下記記事にまとめてあるので参考にしてほしい。
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クリーデンスの評判・口コミは?ラグジュアリーブランドで働きたいなら登録はマスト!
ジョニーやぁ、ジョニーだ。 私がラグジュアリーブランドへ転職した時も、登録・利用したクリーデンスについての評判と口コミを徹底的に調べてみたよ。 「メリット・デメリット」は当然、あなたに「 ...
続きを見る

GOODポイント
- 業界最大手
- 利用可能エリアが日本全国可
- 取り扱い職種(販売員以外のデザイナーなど)も豊富
- ラグジュアリーブランドの非公開求人が豊富
他にも履歴書や職務経歴書の添削もしてくれるし、精度も高い。これからVMDへ転職をするなら、まず最初に登録しておくべきエージェントだね。
逆にクリーデンスを差し置いて登録すべきアパレル転職エージェントがあるなら是非教えてほしい。言い過ぎだって?それくらい登録しておいて間違いないエージェントってことだよ。
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ファッショーネ
ファッショーネは関東エリアで仕事を探す人にしか利用することができない「関東エリア特化アパレル転職エージェント」なんだ。
アパレル業界に特化し、さらに関東エリアに特化させているので、関東エリアに関しての情報密度や非公開求人は他を圧倒するレベルなんだ。
特にファッション業界だと東京で働きたいって人も多いんじゃないか?私も東京は大好きだ。刺激が多くて毎日が楽しいからね。
詳しくは下記記事で口コミや評判をまとめているので参考にしてほしい。
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ファッショーネの評判・口コミは?関東エリアでアパレル転職するなら必須エージェントです!
ジョニーやぁ、ジョニーだ。 私が実際に登録して使ってみたファッショーネについて評判と口コミを徹底底に調べて見たよ。 先に結論から言わせていただくと、あなたが関東エリアにお住まいなのであれ ...
続きを見る

GOODポイント
- 関東エリア(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)に特化
- 取り扱い職種(販売員以外のデザイナーなど)も豊富
- 業界未経験でも利用可能
他にも履歴書や職務経歴書の添削、面接対策も当たり前のサービスだ。あなたが関東エリアでVMDを目指すのであれば、何を差し置いても利用すべきエージェントだと言える。
関東エリアに絞った場合、ファッショーネよりも案件数(非公開求人含む)の質が高いところは他にないんじゃないか?合ったら教えてほしい。それにエリアが絞られている分、ライバルがそれだけ少ないってことなんだ。チャンスをものにする可能性を少しでもあげて欲しいんだ。
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まとめ:VMDを楽しいしやりがいがある職種。本気でやりたいなら本気で目指そう
VMDって簡単なようで非常に奥が深い職種だ。だがその分、面白いしやりがいもあるし、何より楽しい。
VMDは特殊な職種なので、いわゆる「手に職」ってやつだ。ラグジュアリーで経験できたら、これから先の転職の幅は格段に広がるのは間違いない。
VMDを仕事にしてみたいって方は、私がここまでで紹介したことを、是非とも実践して欲しい。

ジョニーのおすすめエージェント2社